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リワークプログラム(復職支援プログラム)

リワークは「return to work」の略で、うつ病やうつ状態などで休職している人が復職(職場復帰)することを意味します。リワークプログラムは、スムーズな復職を支援するプログラムです。うつ病やうつ状態での休職は、病状が快復したと思って復職しても再発して再休職、あるいは退職するケースが多く見られます。しかし、リワークプログラムを受けることによって、再休職率が低下するという研究報告があります

リワークプログラムの実施機関は3種類、@医療機関、A地域障害者職業センター、B企業があります。それぞれ、対象者や費用、プログラム内容などが異なります。

 

(1) 医療機関によるリワークプログラム

精神科の病院やクリニックで実施するリワークプログラムは、精神科医や看護師、精神保健福祉士、作業療法士、心理職などの専門職による医学的なリハビリテーションです。ものごとの受け取り方や考え方のクセを自覚し、修正する認知療法や、うつ病などに関する知識を深める心理教育、対人交流を経験するグループワークなどが行われます。また、適切な睡眠リズムを整えるなど、日常生活の改善についての指導もあります。

うつ病等で休職中の人が、医師に必要性を認められた場合に受けることができます。国民保険や社会保険の対象で、これらの保険に入っている人は費用が3割負担になります。自立支援医療の対象者は1割負担で利用できます。

 

ハートクリニック大船のリワークプログラムはこちら

 

(2) 地域障害者職業センターによるリワークプログラム

地域障害者職業センターは、障害のある人に対する職業リハビリテーションや、事業者に対する障害者雇用の相談・援助などを行う機関です。ここでは雇用保険適用事業所の社員のみを対象に、「職場復帰支援(リワーク支援)」が行われています。

同センターの職員が、休職している本人と事業者の両方に助言・援助を行う点が特徴です。本人に対しては生活リズムの改善やストレス対処、キャリアの検討などについてアドバイスし、事業者に対しては職務内容や労働条件、職場環境について必要な対策を求めます。 雇用保険で費用が賄われるため、利用者の費用負担はありません。

 

(3) 企業によるリワークプログラム

休職している本人の勤務先企業によるリワークプログラムです。厚生労働省は企業に対し、休職者が復職する際の標準的な流れを定めた「職場復帰支援プログラム」を作成するよう、求めています。同プログラムを設けている企業は、対象となる従業員ごとの「職場復帰支援プラン」を作成します。同プランで定めた職場復帰日、管理監督者による就業上の配慮、人事労務管理上の対応などを考慮しながら、企業内での復職支援が行われるのです。利用者の費用負担はありません。

 

※参考文献

独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構

一般社団法人日本うつ病リワーク協会事務局

『現代精神医学事典』(弘文堂)

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